受験の古典文法 よくわかる助動詞 初級 連用形接続 接続とは

古典で最初につまずくのはみんな同じ、助動詞です。

助動詞は進学校なら1年生の5月には、
過去の助動詞から始まって、
夏休みまでに全種類を覚えさせられることになります。

中学までの古典学習は暗唱や音読が中心でしたから、
突然助動詞と言われても、
戸惑うのは当然です。

それだけではなく、
私たち現代人が助動詞を難しく感じる大きな原因があります。

それは、古語にはたくさんあって、
今の言葉ではほとんどなくなっているのが助動詞だからです。

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たとえば、今の言葉で、
推量を表すには、「〜だろう」一語です。

が、古語では
む、むず、らむ、けむ、べし、らし、まじ、めり
と八語もあります。

昔の人は、小さな状況の違いや、心の機微にも敏感で、それを表現する言葉をたくさん持っていたのです。
贅沢なことですね。

そのために私たち現代人にはわかりにくい助動詞。
でも、これが、日本人の言葉の財産ですから、誇りを持って勉強しましょう。

さて、ハイスクールサポートでは、
助動詞を接続で分類して覚える方法をお勧めします。

まずは連用形接続です

連用形接続の助動詞
完了 つ ぬ たり 過去 き けり 過去推量けむ 希望 たし

「つぬたりきけりけむたし 」は連用形と覚えます。

覚え方

藤原鎌足という人がいますが、「つぬ足」という人がいたかもと想像してください。
「つぬ足」は暴れん坊です人のうちに来て暴れるんです。その後が埃っぽくて大変と考えます。

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「つぬ足」が来て、蹴りをいれ「煙たし」
こう考えます。
つぬ足来、蹴りけむたし は連用形

接続とは 基本的なこと

連用形接続というのは、その助動詞の前には、必ず用言の「連用形」が来ます ということです。

言葉がばらばらになっていて、
一列に並ばなきゃいけない
と想像してください。

泣か 泣き 泣く 泣け の4人がいて、
どの子かの後ろに、
連用形接続の助動詞「けり」が並ばないといけないとします。

どれにつきますか。

答え 泣き です。

けりは連用形接続ですから、「泣く」の連用形「泣き」の後ろにしかならべません。「泣くけり 」や「泣けけり 」は日本語の中に存在しないのです。

では、次にもう少し難しい問題
「泣く」「ぬ(完了)」「けり」を三つくっつけるとどうなるでしょうか。

後ろに付く助動詞が前の助動詞の活用形を決める が原則です。

「ぬ」は連用形接続ですから、連用形の後に来る。だから「泣く」は「泣き」になります。

泣き「ぬ」けり

は残念ながら間違いです。

「けり」は連用形接続ですから、けりの前は連用形にしないといけません。「ぬ」の連用形は「に」

だから正解は

泣きにけり

です。

少しわかりましたか?

接続はうしろに付いた語の決まりで変化すること。
変化することを活用するという。
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