こんにちは。
医師の妻のみなみです。
就職の厳しい時代になっても、
医療系の職業は強いですね。
就職難という言葉知らずです。
高校生の進路も、不況色が濃くなると、
医療系専門学校に進む生徒が増えてきます。
若いのに堅実だと関心することがあります。
医師の転職は引く手あまた
医師の転職もひっぱりだこ。
転職先に困ることはありません。
中には、バイトで食いつなぐ医師も稀にいますが、
月に10日も働けば、普通に生活するだけなら困らないだけの収入が得られます。
ところで、10年も昔には、
医師の転職に欠かせなかったのが『医事新報』という雑誌でした。
現在は、立派なwebサイトができていました。
http://www.jmedj.co.jp/
新しい就職先を探したければ、
この『医事新報』という雑誌を購入して、
雑誌の後ろのほうに求人情報がありますので、
そこを見て、応募することができました。
今では、ネットの転職サイトが百花繚乱ですね。
転職を繰り返していた産婦人科医
知り合いの産婦人科医で、
病院を転々と、科も点々と・・・。
産婦人科 → 美容外科 → 保険医 → 眼科
としていた方がいました。
毎年、年賀状が届くたびに職場が変わっていました。
奥さまはご心配だろうと思いましたが、
健診を1日やるだけでも数万円いただけるのですから、
生活に困ることはありません。
私の知る限りで、最後の職場はコンタクトレンズのお店に常駐する眼科医をしていらっしゃいました。
とても楽な仕事のようでした。
ただ、やりがいとなるとあまりないかもしれませんが・・・。
脳外科医のハードさから逃れて保険医に
また、夫の後輩で脳外科医として夜昼のないハードな診療生活に見切りをつけ、
若くして保険医に転職した方もいらっしゃいました。
脳外科医は、夜の救急患者も多く、
緊急オペが入ることもあり、
かなりたいへんだったようです。
まだ30そこそこの若さで、保険医に転職。
保険に入りたいお客様のところに出向いて、簡単な問診や健康診断をするというお仕事です。
うそのように身体が楽だそうです。
さらには、将来は経営陣として関わっていきたいと意欲を燃やしていらっしゃいました。
外科医から保健所所長へ
また、外科医として活躍していた同級生で保険所長に転職した方もいらっしゃいます。
保健所は県の職員。
その保険所長というのは実は医者がなるのです。
『保険所長は医者だった』
という本も出ています。
年齢が40歳以下でも、部長級になり、
保険所長は給与がとても良い職場です。
医師の仕事には、公衆衛生という分野もあり、
行政に興味のある人にはやりがいのある職場だと思います。
深夜に起こされることがないのも大きな魅力です。
高校生の就職活動のために
高校生で就職を考えている方。
これからの厳しい時代には、医療系もいいかもしれません。
就職難には強いし、やりがいもあります。
◇看護師
◇歯科衛生士
◇レントゲン技師
etc.
医療系のお仕事には、たくさんの種類があります。
しかも、どの資格も末永く自分の身を助けてくれます。
ただ、ハードな職場になりますから、体力をつけておいたほうがいいと思います。
これから就職を考える方々、勉強のみならず四方に目をむけなければならずたいへんですが、がんばってくださいね。