栗きんとんが美味しい季節になりました。
甘くてしっとりしたあのお味は病みつきになりますね。
本当においしい栗きんとんですが、
先日近所の和菓子屋さんで買ったものはなんか違う。
お芋が入っているのかあの味ではないのです。
恵那や中津川の和菓子屋さんの味が一番です。
でもなかなか岐阜県までは行けません。
デパートにもありますが、とってもお高い。それでも毎年時期になれば食べたくなりますから、デパートで買って大事に少しずついただいています。いつか一気にたくさんモグモグ食べてみたいなぁと思っていました。
栗きんとんが家庭で作れる?
ある日、中津川出身の人から
高級和菓子屋じゃなくて、母親の味。
簡単よ。
と聞きびっくり!
お店で買ったら一つ250円もするものが、
おうちで作れば50円もかからないそうです。
しかも材料は栗とグラニュー糖だけみたい。
レシピを聞いてやってみたら本当にできました。
川上屋さんやすやさん顔負けで、
お友達に振舞ったら喜ばれること。
栗きんとん レシピ
グラニュー糖1カップ→作りながら調整すればいいので適当に。
1 生栗を茹でる
ヒタヒタのお水でグツグツしたら弱火にして25分くらい煮ます。一つ取り出して半分に割って、芯まで火が通ってたらざるにあげます。茹ですぎくらいでちょうどいいです。
2 茹で栗を半分に包丁で割る
栗の平面を下にして、ドームの方に包丁をいれます。栗が熱いうちの方が包丁が入りやすいですが、かなり熱くなりますから、火傷に気をつけて。
3 栗の中身を出します
蟹スプーンが便利です。ここで注意!!渋皮を入れないことです。渋皮が入ると舌触りが途端に悪くなります。丁寧にゆっくりやります。栗を持ちにくいので、新しい軍手を使うと楽にできます。
こんな感じにボロボロになります。
中身は少し残ります。無理すると渋皮が入ります。この程度でやめときます。
4 裏ごしする
この過程がとても大事です。面倒だし、散らかるのですが、これをやることでお店の味になるんです。
できれば、全ての栗をパラパラにしないで、少しだけ2ミリ程度の固まりを残すのが通のやり方です。
こんな具合です。全部をパラパラにすると舌触りが滑らかすぎておいしく感じません。一方で雑なのは問題外です。
5 鍋で炒り煮する
弱火で、お家で1番大きな鍋で。注意!!超弱火です。すぐに焦げるので本当に注意です。レンジで加熱してもいいですが、香ばしさも必要ですから、鍋での炒り煮をお勧めします。お水は一滴も入れません。
こんなバラバラしたものが、10分も練っていると
こうなります。こうなったらもう火を止めます。
グラニュー糖の量は味見しながら加減して下さい。ちょっと甘すぎると感じるくらいがちょうどいいです。
6 サランラップで絞る
量は大さじ山盛り一杯くらいですが、自分が食べたい大きさにしてしまいましょう。それが手作りの醍醐味 です。
キュッとしたら、底をちょっと押して、底上げすると、お店みたいになりますよ。
専用の和紙は楽天市場で売ってます。片面がコーティングされているので染みません。
こんなになります。お店みたい!!
お教室の仲間に振る舞ったら喜ばれました
最近、趣味で始めたカルトナージュのお教室に差し入れしましたら、
それはそれは喜んでいただくことができ、
とても嬉しく思いました。
意外にも簡単で美味しいです。
ぜひ、お試しください!
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